①水木しげるの漫画作品。
幽霊族の生き残りである少年鬼太郎を中心に巻き起こる奇妙な出来事を描いています。水木は1954年に、伊藤正美による紙芝居『ハカバキタロー』(墓場奇太郎)からタイトルを借りて、オリジナルの紙芝居『墓場の鬼太郎』を制作しました。やがて貸本漫画家に転身すると、1960年から1964年にかけて鬼太郎の登場する作品群(現在では『墓場鬼太郎』としてまとめられています)を発表しました。これらの作品が、後の『ゲゲゲの鬼太郎』の原型となったのです。
②水木しげるの漫画『墓場鬼太郎』を原作とするアニメ作品。
東映アニメーションによって制作され、2008年に放送されました。アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男を演じた初代の声優陣が、今作でも同じキャラクターを担当しています。
主な参考資料
[文献]
『ゲゲゲの鬼太郎 謎全史』: 4ページ 水木しげる 監修、村上健司 佐々木卓 著 JTB 2002