妖怪が集う遊宴
妖怪の用語集

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しこ

地獄じごく

 様々な宗教や神話で説かれる死後の世界の1つ。
 仏教では地下、あるいは地の果てにあるとされ、六道の1つに数えられている。罪を犯した者は死後に地獄に落ち、責め苦を受けるという。八大地獄(八熱地獄)、八寒地獄などがある。

しせ

自然的妖怪しぜんてきようかい

仮怪

しつ

実怪じっかい

 井上円了の妖怪学における、妖怪の分類項目の1つ。
 仮怪真怪の総称。

主な参考資料

[文献]
『井上円了・妖怪学全集』第1巻: 281-285ページ 井上円了 柏書房 1999

しや

シャーマニズム

 シャーマンを中心とした宗教形態。
 先史時代から存在し、現在でも世界各地に普遍的に見られる。シャーマンが霊的存在と交流することで病気、天変地異、不猟、不作などの問題解決に努める。

主な参考資料

[文献]
『魔法事典』: 119-121ページ 山北篤 新紀元社 1998
『現代宗教事典』: 185-188ページ 井上順孝 編 弘文堂 2005

シャーマン

 神霊や精霊などの霊的存在と直接交流する宗教的能力者。
 シャーマンはトランス状態になることで霊と交流し、予言、託宣、卜占、治療、祭儀などを行う。このようなシャーマンを中心とした宗教形態をシャーマニズムという。シャーマンには、自身の霊魂を身体から離脱させて他界へ行く脱魂型(エクスタシー)と、自身の身体に霊を憑かせる憑霊型(ポゼッション)がある。ちなみに、シャーマンという呼称の語源は、ツングース族の職能者であるサマンだとされている。

主な参考資料

[文献]
『魔法事典』: 119-121ページ 山北篤 新紀元社 1998
『現代宗教事典』: 185-188ページ 井上順孝 編 弘文堂 2005

しゆ

衆合地獄しゅごうじごく

 八大地獄のうち、第3の地獄
 殺生、偸盗、邪淫を犯した者が落ちる。牛頭と馬頭に追われた罪人が山や大石に押しつぶされるという。石割地獄ともいう。

しよ

焦熱地獄しょうねつじごく

 八大地獄のうち、第6の地獄
 五戒を破ったうえに邪見の者が落ちる。熱鉄の上で身を焼かれて苦しむという。炎熱地獄ともいう。

しん

人為的妖怪じんいてきようかい

偽怪

真怪しんかい

 井上円了の妖怪学における、妖怪の分類項目の1つ。
 実怪の一種。真正の妖怪であり、超理的妖怪ともいう。仮怪が今日の人知あるいは今後の人知によって講究が可能であるのに反し、真怪はいかに人知が進歩しようとも到底知ることができない。真怪の本体は至るところに遍在するため、真怪を研究して実体に達すれば、すべてが真怪となり、不可知的不可思議に終わるのだと円了はいう。

主な参考資料

[文献]
『井上円了・妖怪学全集』第1巻: 281-285ページ 井上円了 柏書房 1999

心怪しんかい

 井上円了の妖怪学における、妖怪の分類項目の1つ。
 仮怪のうち、心の上に現ずるもの。心理的妖怪ともいう。その理は心理学によって説明すべきものだと円了はいう。

主な参考資料

[文献]
『井上円了・妖怪学全集』第1巻: 281-285ページ 井上円了 柏書房 1999

心理的妖怪しんりてきようかい

心怪

河童

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