妖怪が集う遊宴
妖怪の用語集

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ふい

フィールドワーク

 野外で行われる採集、調査、研究のこと。
 文化人類学によって構築されてきた方法論である。現地の社会で過ごし、人々と親愛関係(ラポール)を築くことで文化を理解していく。民俗学も「フィールドの学問」といわれ、自身が現地を歩き、人々の暮らしに触れることが重視されている。文化人類学のフィールドワークが長期的に行われるのに対し、民俗学のフィールドワークは短期である場合が多い。

主な参考資料

[文献]
『こんなに面白い民俗学』(図解雑学): 14、18ページ 八木透、政岡伸洋 ナツメ社 2004

ふお

フォークロア

 民間伝承や民俗、あるいは民俗学を意味する英語。
 1846年にイギリスの古代学者W.J.トムズが作った言葉である。

ふつ

物怪ぶっかい

 井上円了の妖怪学における、妖怪の分類項目の1つ。
 仮怪のうち、物の上に現ずるもの。物理的妖怪ともいう。その理は天文学、地質学、物理、化学、動物学、植物学によって考究できると円了はいう。

主な参考資料

[文献]
『井上円了・妖怪学全集』第1巻: 281-285ページ 井上円了 柏書房 1999

物理的妖怪ぶつりてきようかい

物怪

ふは

フハッ

 水木しげるの漫画でよく用いられる擬音の1つ。
 キャラが驚いたときなどに「フハッ」と書かれる。その他にも「モガー」や「バオーン」など、水木漫画はクセの強い擬音が多くて楽しい。

ふり

ブリガドーン現象げんしょう

 水木しげるの漫画『墓場鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する謎の現象。
 様々な気象条件が揃ったときに発生する現象で、ブリガドーンの中は妖怪や幽霊の世界になっている。発生頻度は百年に一度とも、千年に一度とも、一万年に一度ともいわれる。『墓場』の「ボクは新入生」、『ゲゲゲ』の「妖怪大戦争」で描かれた。「ブリガドーン」という名称はおそらく、1947年に公開されたミュージカル作品『ブリガドーン』か、それを基にした同名の映画(1954年公開)に由来するものと思われる。

ふん

文化人類学ぶんかじんるいがく

 人類の社会的な側面、文化的な側面を研究する学問。
 アメリカで発達してきた。民族学とほぼ同義か、民族学に言語学と考古学を加えた領域とされる。

主な参考資料

[文献]
『こんなに面白い民俗学』(図解雑学): 16-17ページ 八木透、政岡伸洋 ナツメ社 2004

河童

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