苞蛇
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【つとへび】
愛知県に伝わる妖怪。
苞蛇の伝承・逸話
愛知県
ツトヘビ 又はツトッコといふ蛇が居るといふことを、三河の山村では言ひ傳へて居る。或は槌蛇とも野槌とも謂ひ、槌の形又は苞の形をして居て、非常な毒を持ち、咬まれると命が無いと怖れられて居た(三州横山話)。或は又常の蛇が鎌首をもたげて來た所を打つと、すぐに其首が飛んで行つてしまふ それを探してよく殺して置かぬと、後にツトツコといふ蛇になつて仇をするとも謂つて居た(鄕三卷二號)。見たといふ人はあつても、なほ實在の動物では無かつた。
『民間傳承』第三卷・第十二號: 12ページ「妖恠名彙(三)」 柳田國男 民間傳承の會 1938
【底本】『民間伝承』第一巻 民間伝承の会 編 国書刊行会 1972
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主な参考資料
[文献]
『民間伝承』第一巻 民間伝承の会 編 国書刊行会 1972
『妖怪事典』: 224ページ 村上健司 毎日新聞社 2000
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