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妖怪の事典

家鳴り/鳴屋

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【やなり】

 日本に伝わる妖怪。

家鳴りの概要

 理由もなく家が軋んだり振動したりすることを家鳴りという。
 鳥山石燕の『画図百鬼夜行』(1776)では「鳴屋」と表記され、小鬼が家を揺らしている様子が描かれている。


『画図百鬼夜行』前篇 陽「鳴屋」 鳥山石燕 1776

主な参考資料

[文献]
『鳥山石燕 画図百鬼夜行』: 56ページ 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 国書刊行会 1992
『妖怪事典』: 344ページ 村上健司 毎日新聞社 2000

白沢

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