安達ヶ原の鬼婆 |
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【あだちがはらのおにばば】 福島県に伝わる鬼婆。 安達ヶ原の鬼婆の概要 京都の公家屋敷で岩手という乳母が奉公していた。屋敷には環の宮という姫がいたのだが、彼女は病気に罹っていた。岩手は、姫の病を治すには赤ん坊の肝が必要だと聞き、放浪して安達ヶ原にたどり着いた。 あるとき、東光坊祐慶という紀州熊野の僧が、岩手のいる岩屋に宿を求めてきた。岩手はいつものように僧を殺してしまおうとしたのだが、祐慶は寝室で散乱する死体を見つけ、岩手が鬼婆であることを察して逃げ出した。
以上は福島県の安達ヶ原に伝わる話だが、埼玉県にも同様の伝説が「黒塚の鬼婆」として残っていた。こちらは足立ヶ原という地を舞台にしており、『諸国里人談』はこの伝説こそが本家の黒塚であるとしている。 |
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主な参考資料
[文献] |
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