『妖怪好きへ100の質問』に回答しました

「はてな」といいます。

歯黒べったりの「は」に、手の目の「て」に、ナンジャモンジャの「な」で、「はてな」と覚えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

プロフィールはこちらで公開しております。

あれは確か、小学校の1、2年生ぐらいの頃でした。

子供向けの雑誌で水木しげる先生の絵（『妖怪幻想』という題名で知られている作品）を見て。

4と同じ。
水木先生の『妖怪幻想』を見たことで妖怪を知って、同時に妖怪好きになっていました。

まさに一目ぼれです。

森の中にぎっしり集まっている奇妙な妖怪たちのビジュアルが、どれも個性的で、不気味なのに面白味もあって……。とにかく魅力的な絵だったのです。
世界にはこんな不思議で面白い存在がいたのか！と、幼心に感銘を受けました。

民間伝承かな。

河童駒引の話が好きです。

水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』。
特に「鬼太郎夜話」という長編が大好きです。

それから、『のんのんばあとオレ』も切なくて心に響きますね。

水木作品以外では週刊少年ジャンプの『地獄先生ぬ～べ～』や『ぬらりひょんの孫』も愛読していました。

2008年放送の『墓場鬼太郎』。

荒俣宏さんの『帝都物語』。

ゲームはほとんど触れたことないのです……。
でもカードゲームの『水木しげるの妖怪伝』は気になっています。入手したい！

『ザ・ベストハウス123』で妖怪を取り扱った放送回が印象に残っています。

水木しげる先生、荒俣宏さん、京極夏彦さんの3人が集って妖怪のベスト3を決めることになったんだけど、荒俣さんと京極さんが番組からのお題に真剣に取り組んでいる最中に、水木先生はなんと、その場で熟睡！
テレビ番組収録中に堂々と眠っちゃう水木先生……さすがだと思いました。

イエス！

「鬼太郎夜話」。
牛鬼の復活劇から始まって、吸血木だとかニセ鬼太郎だとか、水神だとか人狼だとか……。お話の流れが出鱈目みたいに進行していく様が、いかにも妖怪っぽくて楽しいのです。

あります。

妖怪小説として選ぶなら、特にないかも……。
妖怪や不思議に関する私の価値観って、京極さんとは異なるのでね。彼の作品を妖怪小説だと思って読んでいると、作品内に出てくる主義主張にいちいち物申したくなっちゃうから、あまり楽しめないのですよ……（京極ファンの方ごめんね）。

妖怪だとかオカルトだとかの要素を意識しないで選ぶなら、『ルー=ガルー 忌避すべき狼』が面白かったです。これはアニメ映画にもなりましたね。

それはもう、大勢いますよね……。妖怪界は偉人がいっぱいです。
あえてその中で誰か1人だけを挙げるなら、私は荒俣宏さんを選びたい。

『帝都物語』が名作です。

明治から昭和までの時代を舞台に、帝都破壊を目論む魔人と人間たちとの対決を描いた作品。神秘学的な知識や雑多な情報がふんだんに盛り込まれているので、読んでいる間は終始、知的好奇心を刺激させられていました。実在の人物がたくさん登場してくるのもワクワクするポイントです。

度々挙げていますけど、水木先生の「鬼太郎夜話」です。

水木先生の著書はいろいろ読んでおいた方がいいですね。
『カラー版 妖怪画談』と『カラー版 続妖怪画談』がおすすめです。

水木先生の著書以外から選ぶなら、村上健司さんの『妖怪事典』は手放せません。

本が多いですね。
本棚が足りない……。

本じゃないですけど、殺生石が入ったお守りをずっと大切に保管しています。

あります。

『妖怪が集う遊宴』は必見ですよ!!（自薦）

歌川国芳の『相馬の古内裏』。

巨大髑髏の迫力！

『源頼光公舘土蜘作妖怪図』。
妖怪画のように描かれているのですけれど、じつは天保の改革で苦しむ庶民をモチーフにした作品だったりします。

九尾の狐。
退治されても石になって毒気を放つという執念深さがすごい。

『墓場鬼太郎』に出てくる「千年に一歩あるく鳥」。
体も大きいし、時間のスケールも大きくて、かっこいいのです。

水木先生が描くオゴメ。
まるっこくて、とびっきりの笑顔で、めっちゃ可愛い！

酒呑童子。
首を切られてもなお頼光に襲い掛かる様には、鬼の頭領としての底知れない強さを感じます。

天邪鬼。
性格的にめんどくさそうなので。

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎（第1期）』のオープニングに出てくる、墓場の運動会でパン食い競争している妖怪（左側）。
今はだいぶ見慣れたけど、最初に見たときは妙に怖かったです。

枕返し。
鳥山石燕の絵を見たとき、（薄いなぁ……）って思いました。影というか、全身が薄いんだよね。

河童。

怖い面もあればユニークな話もある多面性、複雑なルーツを持つ奥深さ、近年でも目撃報告があるリアリティなど、いろいろな面白さがあるので。

金霊。

お金が欲しいんです！

人魚。
不老長寿になりたいんです！！

食べられるのは否哉！（嫌や！）

牛鬼と濡女。

座敷わらし。

袖引小僧。

一反木綿。

天狗。

船幽霊。

河童。

魃。

トイレの花子さん。

バックベアード。

古山茶の霊。

キジムナー。

山童。

雪女。

くねくね。

幾度かありましたね。

妖怪の伝承地に行ったら、ちょうどそのタイミングでカメラが機能しなくなったり、撮影した映像がなぜか無音だったり……。

一番やばかったのが、狐にまつわる関東の伝承地に行ったときの出来事。
ちょっと詳細は書けないのですが、偶然とか気のせいでは済ませられない事態を経験しまして……。あ～、やっぱり妖怪的なものっているんだなァと実感しました。

両方とも該当しますね。
妖怪は学問の対象にもできるし、エンタメ分野に取り入れることも可能です。

けど、学問とエンタメだけで網羅できるものでないのがまた、妖怪の魅力の一つだと思っています。
妖怪は人の暮らしと密接に関わる文化であって、娯楽にも学問にもなるものでありながら、未だ人知が及ばない神秘でもある……。

しないですねぇ……。してみたいけど。
人見知りしちゃう性質なので。

人気の少ない神社の境内に佇んでいると、なんとなく妖怪が出てきそうな気がしてきますよ。

水木しげる先生、村上健司さん、多田克己さん。

水木先生の「妖怪自動車」という絵にいる、「←これは、なんでもない」と説明されている毛玉みたいな妖怪。

1967年の週刊少年マガジンに掲載された『墓場の鬼太郎 大妖怪ショッキング画報』という特集記事に出てくる絵なんですけども……。

「これは、なんでもない」ってどういうことよ!?

それ言うと地元がどこかバレちゃうので、ノーコメント。
ごめんね。

「絶対」とまで言い切っちゃうのは難しいですね～。
世の中に絶対はないというのが私の価値観なので。

だから、逆に「絶対いない」と断言できる妖怪もないです。

手負蛇。
執念深いのでね……。

水木しげる先生。

（なりたいという願望を込めて……）私。

歌川国芳の『百物語化物屋敷の図 林屋正蔵工夫の怪談』に描かれているお屋敷。

ぬらりひょんがいたという証拠として、写真を撮ります。
まあでもアニメ『ゲゲゲの鬼太郎（第1期）』によると、ぬらりひょんの姿は撮影しても写真から消えちゃうらしいので、無駄かもしれないですが……。

妖怪大戦争に巻き込まれる展開を期待します。

首が伸びる様をじっくり観察させてもらいます。

実際に「見ないで」って言われたことありますけど、見ませんでしたよ、私。
偉いでしょ？

河童だって流されたくなることもあるよね。

そういえば小学生の頃、学校で「花子さんが出た！」って騒ぎになったことあったっけ。
あのときは何も対処できなかったな……。

後々、平田篤胤から取材を受けます。

「ばかやろう おめえしっぽが見えてるぞ」by鬼太郎

（『ゲゲゲの鬼太郎』「天狐」参照）

のっぺらぼうになっちゃってもいいから、ちょっと食べてみたい！

（『ゲゲゲの鬼太郎』「のっぺらぼう」参照）

報酬に金の板一枚がいただけるのかしら？

（『ゲゲゲの鬼太郎』「妖怪大戦争」参照）

トモダチ……？
聞いたことないですね。それはどんな妖怪ですか？

ネット上で仲よくさせてもらっている妖怪愛好家さんなら何人かいますよ。

妖怪好きな人！

……って答えたいところだけど、妖怪好き同士だからって必ずしも仲よくできないのはネットやってるとよく分かるし、好きだからこその拘りで摩擦が生じることもあるから難しいんだよねぇ。

『地獄少女』の一目連くん。

正直に言わせてもらうと、「どっちが好き？」って圧をかけてくる恋人よりは、妖怪のほうが好きです。

水木ファン同士で結婚したカップルの話を聞いたことがありますよ。水木しげるロードで式をあげたそうです。

それはそれであり。
ぬ～べ～みたいに「妖怪と結婚なんて……」って悩んだりしないと思います。

のんのんばあ的なポジションになるのもいいですね～。

わりと妖怪チックだと自負しております。

あやかしの話とか神話の話をしました。

電車の中で水木しげる先生と偶然お会いする夢を見たことがあります。
バックベアードについてのお話を聞かせていただきました。

現実だったらよかったのにな～。

鬼太郎についてとか、妖怪漫画についてとか。
分かりやすい話をします。

妖怪を題材にした小説なら書いています。

その前に原稿料をいただかないと。
こっちは妖怪「貧乏神」にとり憑かれているのでね。

死んでからも好きだと思います。

近くて遠い、遠くて近い、奇妙な隣人。

白沢。
1万1520種の妖怪について知りたいので。

後神かな？

最後にみんなで「ハヒフヘほ」を唱えよう！

ハ

ヒ

フ

ヘッ

ほーーーーーーー